文法学研究会 2014年度 連続公開講義
  テーマ 「文法と意味」

今年度の連続公開講義は「文法と意味」を統一テーマとして下記の要領で開催いたします。お誘いあわせの上ご参加ください。(事前の参加申し込みは不要です。) 第3回(9/27)以降の会場は本郷キャンパスに変更となりましたのでご注意ください。

◇日程・講師・講義題目

 第1回 6月21日(土)
  尾上圭介(東京大学) 「疑問と推量」 《内容予告文は末尾にあります》
 第2回 7月12日(土)
  坂原茂(東京大学) 「トートロジーについて」
 第3回 9月27日(土)
  ハイコ・ナロック(東北大学) 「モダリティ、ムード概念の発生と継承」
 第4回 10月11日(土)
  大堀壽夫(東京大学) 「構文研究の動向」
 第5回 11月1日(土)
  野村剛史(東京大学) 「名詞述語文の分類」
 第6回 12月6日(土)
  西村義樹(東京大学) 「意味を構築する仕組みとしての文法再考」

◇会場

 東京大学 本郷キャンパス
 法文1号館 3階 312教室 《地図

※第3回(9/27)以降の会場を本郷キャンパスに変更しましたのでご注意ください。念のため、各回の前日にはホームページで日時等をご確認のうえお越しください。

◇時間

 受付:13:00~13:30
 講義:13:30~17:00(90分×2コマ)

◇受講料

 1回 1,000円

※事前の参加申し込みは不要です。当日、受付での支払いとなります。

◇お問い合わせ

 文法学研究会事務局
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※当研究会ではメーリングリストでの情報配信もしています。登録や変更等をご希望の方はご連絡下さい。

◇内容予告

第1回 尾上圭介「疑問と推量」

 〈推量〉というのは、「はっきりしないが、私はこう思う」という意味、〈疑問〉というのは、「私にはわからない」という意味であって、一つの述語に〈推量〉と〈疑問〉とが共存することは、論理的にはありえない。それなのに「ダロウカ」「ヨウカ(「あろうか」など)」という述語形式はありうる。それはなぜかを考える。
 そのためには、①「ダロウ」「ウ・ヨウ」は〈推量〉という意味の対応物ではない、あるいは、②「カ」は〈疑問〉という意味の対応物ではない、と考えることが必要になる(おそらく、①②ともに真実であろう)が、では、「ウ・ヨウ」「ダロウ」が〈推量〉の 意味を表すことになるメカニズムとは何か、他の広義推量形式(「ヨウダ」「ラシイ」「カモシレナイ」など。「カ」と共起しにくい)との本質的な違いはどこにあるか、〈疑問〉以外の用法を含めた「カ」の多義性の構造とはどのようなものか、を論ずることになる。
 方法論的には、文法形式自身の性格(「語性」と呼ぶ)とそれを使って表現される意味(「用法」と呼ぶ)を別次元に置いて、両者の関係を論理的に説明するということになる。

新着情報 :

・2015年度は第7回集中講義(テーマ:文・述語・モダリティ[仮題]、講師:仁田義雄・尾上圭介)を関西・東京の二会場で予定しています。
・文法学研究会メーリングリストの登録フォームを設けました。希望者はこちらからご登録下さい。

公開講義アーカイブ :

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東京大学文学部 西村義樹研究室気付

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